「いきものがかり」が公式ウェブサイトで「いきものがかりから皆様へ」と題した発表を行い、2021年夏をもってギターの山下穂尊が脱退、芸能界引退することを明らかにしました。
今年の夏をもってメンバーの山下穂尊がグループを離れることになりました。
山下は今後、芸能的な活動からは離れ、この先の人生を進めていきます。
いきものがかりは吉岡と水野の二人で、新たな日々を歩んでいくことになります。
結成から22年。変わらぬメンバーで活動を続けてきた「いきものがかり」ですが、山下穂尊の脱退後は吉岡聖恵、水野良樹の2人で活動していくことになります。
グループを離れる理由は、次のように説明されています。
そのうえで、それぞれの人生の行く先を考える年齢になってきました。
ひとりひとりが、どうこれからを生きていくのか。
少しわがままかもしれませんが、自分自身に正直にならざるを得ない時期を迎えています。放牧(活動休止)をしてみたり、独立をしてみたり、紆余曲折の旅を続ける中で、
音楽やグループに向ける気持ちが、山下と他の二人とで、
少しずつ違うものになってきたことを感じていました。いきものがかりの活動や芸能の世界とは違う場所で、自分の人生を自由に模索してみたい。
表舞台に立つ仕事とは違う道に進むことも幸せなのではないか。
そんな思いが山下の中で強くなっていました。
年を経て考え方も変わり、残りの人生をどう生きていくか。水野良樹と山下穂尊は38歳、吉岡聖恵は37歳。後半戦へと差し掛かる時期ではあります。
「ゆずにはまった山下が水野に話を持ちかける形でいきものがかりを結成した」ということで、そもそも「いきものがかり」が誕生した山下穂尊はグループを離れることになりますが、水野良樹と吉岡聖恵の活動は続いていきます。
いきものがかり – Wikipediaによると「シングルA面曲の大半とアルバム収録曲の一部を水野が、カップリング曲(カバー曲やライブ音源を除く)の大半とアルバム収録曲の多くを山下が作詞・作曲を担当」ということで、影響は小さくはないですね。
山下穂尊は「今後は表舞台に立つ芸能活動からは離れ、作曲や執筆などの創作活動をはじめとする新たな道」に進むということです。
2021年6月10〜11日に開催される横浜アリーナのツアー最終公演が、3人での最後のライブになるということです。